薬局薬剤師のとある1日①

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今日は薬局での薬剤師がどのように働いているのか、書いていこうと思います。
どちらかというと、薬学生向け、もしくは就職活動をしている大学生が他業種の企業研究の参考になるような内容だと思います。
今まで色んな場所で働いてきましたので、何パターンかに分けていきたいと思います。

①大型病院の門前薬局

【スケジュール】
09:00~13:00 外来業務(ピーク)、納品
13:00~14:00 昼休憩
14:00~18:00 外来業務(スロー)、発注、予製作成、薬歴記載


【解説】
これが一番オーソドックスな勤務形態で、現在私が勤務している薬局もこのパターンです。大型病院、つまり市民病院、大学病院、がんセンターの前にあるタイプですね。シフトは病院に準じるので月〜金まで働き、土日や祝日が休みというホワイトなパターンが多いです。

朝出勤すると簡単に掃除を済ませて納品です。昨日発注しておいた医薬品が卸さんから届くので、それを棚にしまっていきます。素早く済ませないと調剤室がごちゃごちゃした状態で、患者さんを迎えることになり、ミスが出たりする可能性も高いので迅速に行います。

午前中から昼過ぎにかけてが患者数のピークなので、毎日昼休憩まではあっという間です。調剤、監査、服薬指導、イレギュラーへの対応をこなし、交代で休憩に行きます。

休憩から上がると、患者数は落ち着いています。ここで明日のための準備を行う余裕が出てきます。

まずは発注ですが、これは今日出た分の薬注文するということで、コンピュータが処理してくれます。私たちは異常がないか確かめ、ボタンをクリックするだけ。ただし、高額な生物学的製剤や新しく出庫した薬などは手作業で追加発注です。

予製作成とはわかっている約束処方があるのでそれを予め作って待ち時間の短縮に繋げようというものです。
例えば、とある医師はアンテベート軟膏とプロペトを1:1の割合で混合し、50gの軟膏容器に詰めるという処方をするということがわかっている場合があります。その時、その場で軟膏を練っていては時間がすっごくかかってしまうんですね。効率化のために常に一定数の備蓄は必要です。

薬歴というのは、医師のカルテみたいなもので、薬を渡した際に説明した内容を記録しておくという業務です。しっかり記載しないと後々保健所から怒られて保険料返金を迫られることもあるので真剣に書きます。

まあ、大型病院の場合、抗がん剤HIVなどヘビーなものがそこそこの枚数(うちは200件くらい)でくるので、スピードが求められるし、ミスった場合重大な事故に繋がってしまう可能性もあるので、毎年新人はヒーヒー言いながらやっていますが、シフト的には恵まれているので、早く仕事を覚えてできるようになれば、しっかりと定時に帰れるいい職場なのではないでしょうか。

ただし、18時上がりと書きましたが、週に一回はそこから勉強会に参加することになっているので、その場合は残業することになります。薬局で製薬企業を招いて行われるものや、病院に出向き薬剤部と合同で行うもの、ちょっと大きなものになると、ホテルのホールを貸し切って地域の薬剤師が集まる勉強会なんていうのもあります。

意外と長くなってしまったので続きはまたにしようと思います。